「自然の恵み倶楽部」で有機・無農薬野菜・果物・米と地産地消

豊かな暮らしを実現するため、新鮮で安全な野菜や果物、米等を作ってくれる生産者を応援し、地域に適した食材、地域の料理、本物の味を追求し、地域の自然を大切にする事を目標にしています。

農村の集落機能

 私は、農村地帯で生活したことがありません。

 従って、共同で農作業を行ったり、農業用水の清掃を行ったりする行事に参加した経験はありません。

 とはいっても、今住んでいるところでも、地元の町内会の運動会や、盆踊り、ラジオ体操の行事、神社のお祭り等には参加するようにしてきました。

 農村は、いまでも集会所の維持管理、伝統文化の継承、相互扶助等の役割を担っています。

 農村は農家があってこそこの様な活動が維持されていますが、最近は農家が減ってきて、集落機能が失われる動きが見られます。

 私が飯豊山に登るとき訪れた新潟県阿賀町実川地区は、30年前は集落がありましたが、あるとき集団で離村したのでしょうか、崩れ落ちた家が点在するようになりました。

 飯豊山の最高峰大日岳に直接登るには、実川から登るのが一番便利なため、このコースはよく利用しました。

 最近は行っていませんがここの集落はどうなっているのでしょうか?

 農林水産省の調査によりますと、集落機能が失われた集落が、10年間で5,000集落を超えるそうです。

 しかも、農家戸数が9戸以下になると、一気に集落機能が失われるそうです。

 農地や農業水利施設の維持管理ができなくなると、大雨の時に土地が流出したり、家屋が押し流されたりする被害が出やすくなります。

 最近、各地で土砂崩れの被害が出ていることは、集落機能が失われたことと密接な関係があります。

 農村の景観を維持するためにも、しっかり農産物を生産してもらう必要があります。

 農村を守るために何ができるか、皆さんと一緒に考えたいと思います。

戦後日本の食料・農業・農村(第3巻)
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