「自然の恵み倶楽部」で有機・無農薬野菜・果物・米と地産地消

豊かな暮らしを実現するため、新鮮で安全な野菜や果物、米等を作ってくれる生産者を応援し、地域に適した食材、地域の料理、本物の味を追求し、地域の自然を大切にする事を目標にしています。

コウノトリやマガンを守る農業

 2006年8月30日のブログで、「自然の恵み」の話を書きました。

 その中で動植物の保護について書きましたが、事例を知りたいという声がありましたので二つ紹介します。

 兵庫県で、人工飼育したコウノトリを野性に返す取組が行われていることは最近ニュースでも取り上げられたのでご存知の方も多いと思います。

 コウノトリが自然復帰できるよう様々な取組が行われています。
 アイガモ農法による無農薬水稲栽培はその一つです。

 また、田をビオトープ化したり、冬期も水田に水を張ることにより餌場を確保したりしています。

 ラムサール条約湿地に指定されている宮城県登米市周辺は、マガンの越冬地です。

 ここでも同様に、自然環境保全に向けて農業者を含め多くの取組がなされています。

 農林水産省の調査によりますと、この様な動きは、全国の農業集落のうち7%の集落が行っているに過ぎませんが、環境保全意識は各地で高まっていることが伺えます。

 例えば、地域の景観形成や景観保全活動への取組は、全国で58%の集落が行っていて、10年前に比べて4ポイント上昇しているそうです。

 この様な動きを応援していくつもりです。

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農業が持っている恵み

 このブログは「自然の恵み」を守るために開設しました。

 農業がつくりだす「自然の恵み」には、どのようなものがあるでしょうか?

 農村には、豊かな自然環境、多様な生態系、美しい景観があります。
 たくさんの恵みがあります。

 洪水防止、土砂崩壊防止、地下水涵養等の国土保全に関する恵みがあります。

 水質浄化、有機性廃棄物分解、大気浄化、気候緩和等環境負荷の除去もあります。

 生態系保全、遺伝資源保全、野生動物保護の機能もあります。
 日本に生息する淡水魚は、何種類あるでしょうか?

 約300種あります。
 このうち94種が、水田周辺の水路等で確認されています。

 水田と密接に関連している淡水魚が多いことに驚かれたのではないでしょうか?

 このほか、伝統文化を継承したり地域社会を振興する役割も農村にはあります。

 人間性を回復したり、癒したりする力もあります。
 農村に、いろいろなビジネスチャンスがあるような気がしませんか?

 私は、新潟県阿賀町実川に、飯豊山大日岳への登山基地を作りたいという思いを抱いています。

 都会の人に癒しとゆとりの世界を体験してもらうことを目的に、農業、山菜、キノコ、魚釣り、登山等を中心とした基地の建設です。

 冬は、豪雪地帯ですので、雪中サバイバル体験です。
 荒れ果てた農村が、宝の山に見えてきませんか?

中山間地域等への直接支払いと環境保全
中山間地域等への直接支払いと環境保全

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 棚田を守って環境保全

 三重県旧紀和町(熊野市)にある丸山千枚田は、急斜面に1,500枚近い田が山間部の自然環境を保全しています。

 丸山千枚田を見下ろす高みに熊野古道の通り峠があります。
 美しい石畳道が山の中を通っていて、ここから見る千枚田鳩手も美しく心が癒されます。

 朝、朝霧がその千枚田を覆い隠す場面に遭遇すると、自然の美しさにただただひれ伏したくなります。
 この景色は、この棚田を守ってきた人たちによって昔から守られてきています。

 世界に目を転じてみますと、木が切られて山がはげ山となったり、農地が浸食されて砂漠となったり、地下水が枯れて農作物が枯れや家畜が死ぬといった状態が各地で起こっています。

 深刻な森林破壊や土壌の荒廃はもはや珍しいことではなくなっています。
 森林伐採や過放牧、過耕作によって、地表の植生が急速に失われています。

 米国ロッキー山脈東方のように大草原地帯が砂漠に変わることは珍しくありません。

 幸い日本は、先人たちが血のにじむような努力によってこの国土を守ってきました。

 しかしながら、山間の集落で、耕作放棄地が増えたり、集落自体がなくなったりして、土壌や自然が保全できなくなっているところもみうけられます。

 山間地帯の農業活動を応援していきたいと思います。

熊野古道を歩く改訂版
熊野古道を歩く改訂版

棚田の自然景観と文化景観
棚田の自然景観と文化景観

アジアの棚田日本の棚田
アジアの棚田日本の棚田

百選の棚田を歩く
百選の棚田を歩く

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アサリが絶滅危惧種に?

 アサリのみそ汁やアサリの酒蒸しが、食卓から消える日が来るかもしれません。

 ここ20年ほど前から、アサリの収穫量がどんどん減っています。
 今や3万4千トン程度しか取れません。

 かっては15万トン以上ありました。
 アサリは、日本近辺の東アジアでしか生息していない貴重な生き物です。

 昔から見慣れていて、東京湾でもいくらでもアサリが湧いていました。
 見慣れすぎて、アサリがあるのは当たり前のようになっています。

 今は、収穫量が減ったため、不足分は輸入によって補っています。
 このままでは、日本からアサリがなくなってしまうかもしれません。

 干潟や、内湾の生態系にとって大変重要な意味を持つアサリです。
 収穫量減少の原因は干潟の減少でしょうか?

 原因を究明して、対策を講じていかないと手遅れです。
 アサリの復活にむかって、一人一人何ができるのか考えていきたいと思います。

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 農業がもたらす自然の恵み

 農業の役割は何だと思いますか?
 食料の供給は、すぐ思いつくと思いますが、ほかにもたくさんあります。

 生態系が豊かになるというのはどうでしょう?
 農業活動を通じて、たくさんの遺伝資源が保全されています。

 私は、日本人の原風景を保全してくれる役割を思いつきます。
 子供の時、田んぼの中を通って小学校へ行きました。

 田植えの時は、農家の人が総出で田植えをしていました。
 そんな風景は心を和ませてくれます。

 水田のお陰で地下水が涵養され、洪水の防止にも役立っています。
 土砂の崩壊や土壌の流出も防止されます。

 空気が綺麗になり、気候が緩和されます。
 水質の浄化にも寄与しています。

 農業は、地域社会を形成しています。
 お祭りなども農業の行事と結びついて維持されています。

 地域社会における人とのつながりも、水路の掃除や共同の作業を通じて維持されています。
 都会の人が、隣の人を知らないで生活できるのは、農業がないからです。

 都会の人が人間性を失いやすいのも農業の空間がないからです。
 日本人は海外からの農産物をたくさん食べていますが、そのことは日本の農業を滅ぼすことに繋がります。

 国産農産物を応援して、農業がもたらす様々な恵みを大切にしたいものです。
 応援をお願いします。

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